2012年9月28日金曜日

トレッキング準備③レインコート

ついに、トレッキング準備最終回になります。
今日は三種の神器の3つ目レインコートについてお話します。

レインコートはザックやトレッキングシューズと違いトレッキングでは常時使用するものではありません。

その名の通り雨の日に使う物です。

でも、なぜ三種の神器として必要なのか皆さんご存知ですか?

普段、街中では雨が降れば傘を差すなり、雨宿りをするなりできます。

しかし、山の中では、傘は手あ塞がるので持ち歩くことはできません。雨宿りも近くの木々で行えばいいのですが、帰宅の時間など、トレッキングもスケジュール通り動かないと野宿することとなる可能性もあるので、
雨が降ってもトレッキングは続けなければなりません。

雨の中のトレッキングは足元が滑りやすくなりますので、初心者の方にはあまりオススメできませんが、植物にとっては恵みの雨でもあり、雨の日の植物は生き生きとして、晴れの日の表情とは違いこれもまたトレッキングの魅力ではあります。


天気予報では晴れとあっても山の天気は変わりやすく、急な雨に降られる事もあります。

雨も中もトレッキングは楽しめますが、雨に濡れた状態で長時間いますと、身体が冷えて風邪をひいいたり、最悪な場合は低体温症を引き起こし、命に関わることもあります。

ですから、雨対策は必要不可欠なのです。
傘がさせない以上、カッパなどで対応しないといけませんが、ポンチョタイプのカッパだと、カッパ自体が木の枝にかかって転倒したり、強い風が吹いたら動けなくなってしまします。

ここでオススメしたいのが、セパレート式のレインコートです。

プロゴルファーが雨の日に着ている物と言えばイメージつきますか?あとは、バイクに乗っている方が雨の日に使用している物がそれにあたります。

ただ、100円ショップなどで売られている半透明の上下式のレインコートは汗を逃がす効果がないので、それを着た状態で山を歩いていますと、汗でビショビショになってしまい結局は雨に濡れることと同じ結果になってしまいます。

アウトドアショップでは「ゴアテック」といって汗を外に逃がすけど外からの雨は中に入れない仕組みになっている優れた商品も置いてあります。正直高いですが・・・これがあればゴルフやバイクに乗るときでも併用できます。(むしろこっちが性能的に上です)

そんな、高い商品は買えないという方は、裏地にメッシュ生地が
加工させている物を選ぶといいでしょう。汗を逃がす効果は
ゴアテックに比べ弱いですが、それでもそれなりに効果はあります。

ホームセンターなどで安い物だと、3,000円~からありますので、
お手軽に購入することができると思います。

また、雨の日以外でも、頂上などで肌寒くなった場合でも羽織ると風を通さないので、寒さ対策にも使えます。

選ぶ時のポイントは大きめのサイズを選ぶことです。ぴったりのサイズだと、冬に着込んでいる時に羽織れなくなる可能性があります。

特に、レインパンツは必ず大きめの物をえらびましょう。
山で急に着ることが大前提の物ですので、靴を履いたまま履かなくてはなりませんので、1~2サイズ大きめを目安に選んでみてください。
足元が開くタイプだと履きやすいですので、ご参考に!!